全国をみても茶道専門部を持つ高文連は少ないにもかかわらず、本県には40年以上前の県高文連創立時からあり、現在、県内公私立高校の33校が登録し、約500名の生徒が茶道に親しんでいます。各高校では様々な流派を学んでいますが、流派の壁を越えた茶道研修会を芸術文化祭に文学館・素心庵にて行います。また芸術文祭開会式では呈茶を行い、日頃の活動成果を披露します。さらに高校3年間、茶道に親しんだ3年生を対象に「茶道体験作文コンクール」を行っています。

【近況】

近年では他県生徒との交流の機会が与えられ、さらに「国民文化祭」「こうふ開府500年記念呈茶」「県立美術館40周年茶会」など、学校から離れ、一般の方と共におもてなしをする機会もいただきました。

また茶道は茶菓の飲食が伴うため、COVID-19 による感染症罹患が危惧されています。そのため、文学館・素心庵にて行われていた全県下高校生が集う茶道研修会を、2019年度・2020年度は中止と致しました。(2020年度は各学校単位で茶道研修会を行う形に変更)また各校においても、お稽古のためには様々な工夫が求められることとなりました。

【主な活動】

  • 全国高校総文祭(7~8月)
  • 山梨県芸術文化祭(10~11月)
  • 全国高校生茶道フェスティバル、伝統文化フェスティバル(12月)